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沈黙のWEBマーケティングを現役SEO担当が読んでみた 後編

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沈黙のWEBマーケティング後編アイキャッチ

↓この記事の続き~

www.seoteach.xyz

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SEOの知識を復習するのに良さそうだなと思って読み始めた沈黙のWEBマーケティングでマーケティングの知識が高まりだした苦労詐欺だ。
SEO・WEBマーケティング・WEBライティング全てできれば、ボーン・片桐ぐらい高額なコンサルト業も夢じゃないかな?

さて、物語もクライマックスへと突入しだした沈黙のWEBマーケティング。
今回は最終部分となる7話~9話の内容を取り上げていくよ。

この沈黙のWEBマーケティング、SEOやWEBマーケティングについて学べる内容になっているけど、設定がぶっ飛んでいるんだよね。
ただ、今回の話を読むと、なぜ設定がぶっ飛んでいるか理由がわかるよ。

僕は読んで思わず、

なるほどな。

って納得してしまったよ。

 

これまでのおさらい

では、1話~6話までの内容をさらっていくよ~。

予想外に長くなったな~。
どうやらここから、コンテンツマーケティングでどうやって被リンクを得るのか、より詳しく教えてくれるみたいだよ。

1話~6話まで読んでいてちょっとしたことを思いついたから、6月あたりにやろうかなと考え中。
何をやるかは雑記ブログorSEOブログのどちらかで記事を書くつもりなんで( `・∀・´)ノヨロシク

7話はSNSの運用とバイラルメディアに必要なこと

SNS運用とバイラルメディア

PAGE07 真実のソーシャルメディア運用
引用元:真実のソーシャルメディア運用 | 沈黙のWebマーケティング

まずは6話からの続きで、マツオカのTwitterアカウントじゃあ、フォロワーは増えにくい理由を解説してたよ。
原因は簡単で、お店に関するつぶやきしかしておらず、他のアカウントとコミニケーションを取ろうとしていないからだね。

ブロガーさんのTwitterアカウントなんかでも多いけど、ブログ記事の更新情報しか呟いていないとか、リツイートしかしてないとかやっているアカウントあるよね。
そこまでの社会的認知度があるわけでもないのに、他のアカウントにも絡むこともなく、自分のブログや会社の宣伝しかしていないアカウントをあまりフォローしたいとは思わないよね。

だから、他にマツオカ関連のアカウントを2つほど作って、そのアカウントを育てましょうって流れ。
ちなみに関連のアカウント2つってのは、それぞれ別の人が作って、そのアカウント同士で絡んだりすれば、よりほかのアカウントが絡みやすくなるっていうちょっとした心理誘導のためでもあるみたいだね。

このTwitterに関する心理的な部分などの解説時に↓こんな本が登場!

自己啓発本の世界的ベストセラーで、D・カーネギー先生著の「人を動かす」
これに掲載されている6つの人に好かれる原則ってのがSNS上でも大事だよってことみたいだね。

ちなみにこの「人を動かす」の内容にに関しては、ブロガーのマスヲさんが詳しいかも。
ブログ「嫁を動かす」も面白いから是非読んでみて。

いつだったか記事が炎上してた気がするけど、まぁ最近も更新してるみたいだから多分大丈夫でしょ。

話の流れとしてはTwitterの新規アカウントを作って2ヶ月育てろってことと共に、WEBデザイナーにだけ片桐から別の司令が。
シンプルな内容で「バズボンバーのインターンへ行って来い」ってことらしい。

これは6話目でも説明が出ていたけど、「バイラルメディア」っていうのがどうゆうものなのか学んでこいってことらしい。
そして2ヶ月後にWEBデザイナーが学んできた「バイラルメディア」に必要なことっていうのが「メジャー感」なんだと。

てか、マツオカのWEBデザイナー全体的にチャラくなって帰ってきてたけど(;・∀・)
「メジャー感」っていうのは、漫画なんかでよくある「王道で売れそうな感じ」のことらしい。

ここまで読んで、やっと沈黙のWEBマーケティングの設定がぶっ飛んでいる理由がわかったよ。
漫画やアニメなんかである王道を出してきてるわけね、まんまと読んでしまっているよ。

ちなみにメジャー感を出すために大事なのは、「何を書くかではなく誰が書いたか」だって説明がされていたよ。
同じブログ記事を無名のブロガーが書いた場合と、有名なブロガーであるハルオサンやフミコ・フミオさんが書いた場合だと、後者のほうがアクセス数を集めるよねってこと。

ちなみにFacebookではなくTwitterを選んでいる理由は、Twitterのほうが拡散力が有るから。

匿名性が無いFacebookのほうが海外では使われているけど、匿名性のあるTwitterのほうが日本では使われているからな。

メジャー感のあるコンテンツについても拘りすぎてオワコンにならないようにって注意が入っていたわ。

いくら王道でメジャーだとしてもオワコンだと見向きもされない可能性があるわけだな。

他者と絡みもせず、自身の記事やコンテンツを発信しているだけでは、大してフォローもされず拡散力のないアカウントになってしまうから、積極的に他者に絡むようにしよう。
バイラルメディアにとって一番大事なのは「メジャー感」で、メジャー感を出すために必要なのは「何を書くかではなく誰が書いたか」だよ。
沈黙のWEBマーケティングの設定がぶっ飛んでいる理由はある程度のメジャー感を持たせるためだったんだね。

8話はサーバーと503エラーについて

サーバーと503エラー

PAGE08 G戦場のレンタルサーバー
引用元:G戦場のレンタルサーバー | 沈黙のWebマーケティング

7話でSNSアカウントの強化とコンテンツマーケティングに成功し、マツオカのサイトは人気サイトに。
それにともなって発生したのが「503エラー」で、8話はサーバーと503エラーについてが大まかな内容だったよ。

503エラーってのはサイトへの同時接続数が一定数を越えると発生するエラーで同時接続数過多のことなんだよね。
話の中でも説明があったけど、このエラーって実は特殊で、サイトへの同時接続数が多すぎてサーバーに負荷がかかりすぎて落ちたっていうわけじゃないんだよね。

負荷がかかってサーバーが落ちないようにサーバー側で同時接続数に制限を儲けていて、それを越えたら503エラーをサーバー側が起こしているんだね。
最近だと、ロカフレっていう地元の情報を発信するブログで、ライターの前田さんが書いた新人研修の記事がアクセス過多を起こして、一時期503エラーを起こしていたね。

このライターの前田さんは「ジャンプ力に定評のある前田」ってブログで有名な人で、他にも「警察官クビになってからブログ」で有名なハルオサンなんかもライターとしてこのブログに記事を上げているよ。
503エラーが起こってからは、管理人である社畜さんがサイト自体を別サーバーに引越ししたみたいで、今は503エラーも出にくくなっているみたいだよ。

この503エラーはサーバーの代金が安い所ほど、同時接続数の制限が低くなっているみたいだね。
ボーン・片桐が言っている、「安いサーバーには安いだけの理由がある」の理由ってこうゆうことみたいだよ。

ちなみに、話の中でも出てきてるけど、Google・Yahooに続いて第3勢力の検索エンジンとして出てきているBingで、自サイトのIPアドレスを打つと、同一IPで運営しているサイトを一覧で出してくれるみたい。
自サイトのIPアドレスの調べ方も書いてあったから、気になる人は参考に調べてみよう~

あと、サイトが503エラーになったときにメールやチャットワークに通知してくれる「アクセスアラーム」っていうサービスも存在しているみたいだね。

見せてもらおうか。アクセスアラームの性能とやらを!

ってカッコつけながら、公式サイトのトップを見て、

そもそも、503エラーがでるほど僕のサイト人気なかったorz

って落ち込んでしまったよ。
ちなみにアクセスアラームのサービスはGoogleアカウントで利用できるから、自サイトでよく503エラーがでるって人は導入しておくといいかも。

「オーダー家具」のキーワードで3位となり順調にいっているマツオカにWEB業界の大手から取材依頼がくるが、ボーン・片桐から最後の課題として「その取材は受けるな。何故なのかは自分達で考えろ」という司令がでる。
その日、夜までボーン・片桐からの課題の答えを考えていた、マツオカの一人娘マツオカメグミは会社からの帰り道、ガイル社の井上に拐われて、物語は最終話へ…

あれだけ、WEB上で順位争いしていたのに、ここにきて誘拐っていう物理的な手にデターーーー(;・∀・)

確かに、メジャー感のある王道な手だけど、思わずツッコミを入れたいレベルだったよw

ちなみにマツオカのブログは徹子の部屋風に家具界の権威者にインタビューする記事でバズって順位が上がったってことになってるわね。

なるほど、その界隈の社会的認知度が高い人へのインタビューを行って、自身のブログに出演してもらって、興味のある人に読んでもらうってことか。

インタビューを受けて出演した人も自身でマツオカのサイトをシェアするだろうから、より広まりやすくなるってことね。

うまいな~、うちのサイトもこんな感じで人気がでるような企画が1つほしいね~

503エラーは同時接続数過多になると出るエラーなんだけど、同時接続数の上限はサーバー側が決めていて、サーバーが落ちないように上限がきたら出現する仕組みになっているよ。
月々のサーバー代が安いところは、それだけ同時接続数の上限が低いってことになっているから、503エラーが頻発するようなら、サーバー移管やプラン変更なんかをした方がいいよ。
このSEOブログでもマツオカのように何か人気が出そうな企画…誰か考えて(´;ω;`)

9話は大手からの取材を断る衝撃の理由

衝撃のNG理由

PAGE09 さらばボーン!沈黙の彼方に!
引用元:さらばボーン!沈黙の彼方に! | 沈黙のWebマーケティング

前回の話でガイル社に誘拐されたメグミを助けに現れたボーン・片桐は、ガイル社日本支店社長の遠藤が差し向けた世紀末っぽい雑魚どもを一掃。
しかし、彼の前に、予想外な強敵が登場!

ここで皆には思い出してほしい、沈黙のWEBマーケティング4話でボーン・片桐の回想に登場した↓の男を。

デイビッド初登場

引用元:逆襲のSWOT分析 | 沈黙のWebマーケティング

彼は、ボーン・片桐の元同僚でリスティング広告を担当していたデイビッドだ!
そして↓が今回ボーン・片桐の前に現れた予想外の強敵デイビッドだ。

強敵デイビッド

引用元:さらばボーン!沈黙の彼方に! | 沈黙のWebマーケティング

バケモノやんけ!!!!

バケモノになったデイビッドに負けてしまったボーン・片桐はあえなくメグミと共にガイル社に捕まり、自身のノートPCのロックを解除するためのパスワードを吐かされてしまう。
がしかし、吐いたパスワードはログインと共にDOSのスキャンディスクアプリケーションが立ち上がるコマンドで、自身のノートPCが10分で限界を迎えることを逆手に、そのままノートPCを爆発させてしまう。

ノートPC大爆発

引用元:さらばボーン!沈黙の彼方に! | 沈黙のWebマーケティング

いや、ノートPC一台爆発しただけで、辺り一帯吹っ飛んでるんですけどwww

爆発が起こった次の日、オーダー家具マツオカの店先に2人の人物が倒れているのが発見されて保護された。

メグミとデイビッド生きてた

引用元:さらばボーン!沈黙の彼方に! | 沈黙のWebマーケティング

生きとったんかいワレ

引用元:【フリー素材】「【フリー素材】浜ちゃんの顔」イラスト/pachixiv [pixiv]

その後ボーン・片桐はNYのガイル社に乗り込み、マツオカには二度と手を出すなと警告して物語は終了。
最後はネタ満載な展開になってたよ(;・∀・)

さて、肝心の大手WEB会社からの取材を受けないほうがいい理由についてだけど、ボーン・片桐曰く答えは「沈黙」だそうで。
自分達のWEBでの成功事例を取り上げられても嫉妬しか生まないから、そういった取材は受けないほうが良いよってことみたい。

これは、ブロガーとかにも言えることで、自身のサイトで運営報告を行って数字とか出しすぎると、賞賛もされるが嫉妬も生まれるよってことかな。
これは僕も含めたブロガーとしてはちょっと耳の痛い話かもしれないね~(;・∀・)

僕の個人的な意見としては、成功体験や成功事例って大事だけど、それ以上に失敗体験や失敗事例のほうが大事なんじゃないかなと思う。
失敗したことに対して、見下してくる人もいるけど、励ましてくれる人・共感してくれる人・学んでくれる人のほうがより多いんじゃないかとそう思うよ。

ちなみに、ボーン片桐がどうやって爆発から抜け出したのかは、書籍を見てくれってことみたい。

ろ、露骨な宣伝だな(;・∀・)

実際に書籍を見たこと無いからわからないけど、多分ネットで公開されていること以外にも色々と掲載されていると思うわよ。

本の内容気になるよな~、苦労詐欺のAmazonほしいものリストにも入っているけど、送られてきたことないもんな~

沈黙のWEBマーケティング最終話は結構ネタ満載なストーリー展開になっていたよ。
8話で大手WEB会社からの取材を受けないほうがいいと言った理由は、そこで成功事例が取り上げられても嫉妬しか生まれないからっていう理由だよ。
僕としては成功事例・成功体験も大事だけど、それ以上に失敗事例・失敗体験のほうが大事なんじゃないかなと思っているよ。

まとめ、感想

前編・中編でも書いたけど、この沈黙のWEBマーケティングを読んでみて、WEBマーケティングに関する知識が増えると同時に、SEOについての復習もできてよかった。
この作品、ブロガーさんやWEBクリエイターさんの間で結構読まれているんだけど、実際に読んでみると読まれる理由がよくわかったよ。

7話で解説していたバイラルメディアに必要なメジャー感をしっかり取り入れたストーリーってのがより読まれる理由の1つなんだと思った。
それに加えて、この本の著者はWEB界隈では結構有名な株式会社ウェブライダーの代表取締役社長松尾茂起さんなんだよね。

この松尾茂起さんが作った作品だからこそ読んだって人も結構いるんじゃないかと。
これもメジャー感の1つで、社会的認知度・社会的関心度が高いってことだね。

あと、読んでみて取り入れてみたいな~と思ったのが2つあって、1つは前編~中編辺りで解説されていたWEBライティングに関すること。
もう1つはさっきも書いたけど、メジャー感&社会的認知度・社会的関心度が高いコンテンツかな。

WEBライティングに関しては、書籍で学び、実戦で経験を積めば今後も色々なことで活かされるんじゃないかと。
SEOでメジャー感や社会的認知度・社会的関心度が高いコンテンツを出すのは難しいけど、これについてはじっくり考えたいかなと思ってるよ。

なかなか面白い作品だったから、書籍でも、WEB上でもいいから一度読んでみることを僕はオススメするよ。

中編はこちら↓

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前編はこちら↓

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