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近未来SEO!?構造化データマークアップとリッチスニペットを取り入れてみよう

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構造化データマークアップアイキャッチ

子供の頃はバック・トゥ・ザ・フューチャーのような未来が必ず来るとワクワクしていた苦労詐欺だ。
車が空を飛ぶとこまではいかなくてもいいけど、PART2に出てきたホバーボードぐらい作られて普及していてほしかったな~。

話は変わりまして、皆さんは自サイトの構造化データマークアップを行っておりますかな?
え?何?言っていることがわからない?

安心してください、今回は近未来のSEOに繋がるかもしれない構造化データマークアップについて紹介するよ。
またこれを行うことで表示対象になるかもしれないリッチスニペットについても教えるよ。

 

構造化データマークアップでサイトの情報を検索エンジンに正しく伝えよう

構造化データマークアップという言葉自体あまり耳にしたことがない人が多いかな?
まず「構造化」という文字を目にして思い出してほしいのが僕が過去に書いた内部対策に関する記事のこと。

この記事の中で僕が語っている内部対策はほぼ検索エンジンにサイト構造を伝えるために行っていると言っても過言じゃないよ。
タイトルやディスクリプション・h1見出しでページの全体的な内容を伝えて、h2以下の見出しを目次として詳細な内容を伝え、パンくずリストでサイト内のどの位置にいるかを伝えているんだね。

これらは全て基本的なことで、サイト構造を伝えるために十分な役割を果たしていると考えられる。
構造化データマークアップっていうのはこれらより更に詳しい情報を検索エンジンに伝えるために行うことなんだ。

Google検索エンジンはページを読み込んで、中のソースや文章からサイトを読み取り評価しているわけだけど、読み取れてない・伝わっていないデータも少なくないよ。
例えば、お店の営業時間や営業日・電話番号といった情報はテキストとしては読み込まれているけど、そういった情報だってことは分かってないんだよ。

これを検索エンジンに正しい情報として伝えることができるのが構造化データマークアップで、実はこれ以外と簡単にできるよ。
これから、やり方を教えていくよ。

営業時間とか営業日・電話番号はテキストとして認識されていたってことか?

ええ、テキストというか、数字の並びとして検索エンジンに認識されていたってことよ。

なるほど、言葉だとは認識できるが、ニュアンスがわかんない的なことか。

そうゆうことね。言葉の深い意味や目的まで認識できるほど発達してないのよ。

SEO基本設定記事で書いた内部対策のほとんどは検索エンジンにサイトを構造を伝える役割を果たしているよ。
それよりも更に詳しい情報を伝えることができるのが構造化データマークアップだよ。
検索エンジンは言葉の深い意味やニュアンスまでは理解することができないよ。

SearchConsoleのデータハイライターで構造化データマークアップは可能

構造化データマークアップはSearchConsole内にある「データハイライター」って機能を使うことで行うことができるよ。
他にもやり方が存在しているけど、SearchConsoleを導入したこのやり方が一番簡単だよ。

やり方もそんなに難しくはないよ~

1.左サイドメニュー内「検索での見え方」→「データハイライター」をクリック
データハイライター
2.メイン内「ハイライト表示を開始」をクリック
ハイライト表示を開始
3.表示された窓内に必要情報を入力
必要情報の入力
今回は前回更新したロングテールキーワードの記事でやってみるので、まず、入力欄に記事URLを入力。
その下は構造化データの種類の選択なので、今回は「記事」を選択。
最後はページ全体かページのみかの選択なので、今回は「ページのみ」を選択。
サイト内の共通部分なんかを構造化データにしたい場合は「他のページも同様に~」の方を選択。
4.構造化データとして登録したいところをクリックし、データの種類を選択して登録
データの登録
指定したURLのページが表示されるので、構造化データにしたい場所を選択
データの種類を選べるので選択すれば、画面右側マイデータアイテムの指定した場所に登録されるよ。
画像のやつは公開日を選択してて、公開日全体を指定して自動で検出できるし、年・月・日と細かく分けて指定もできるよ。
5.構造化データの登録が終わったら、右上の「公開」をクリック
登録データを公開

これで次回Googleロボットが構造化データマークアップしたページをクロールしてきた時に内容が反映されるはず。
以前はScheme.orgのような専用のソースコードが必要だったけど、今はSearchConsoleで誰でも視覚的にできちゃうようになってるよ。

SearchConsoleでこんな簡単にできるのか。

SearchConsoleのツールだからGoogle公式ツールってことになるわね。

ちゃんとやらないと登録されないから注意が必要だけど。

こんな簡単にGoogleに詳細な情報を送れるならやっておいても損はねぇな~

構造化データマークアップはSearchConsole内のデータハイライターを使って視覚的にできるよ。
SearchConsole内のツールだから公式のお墨付きだけど、ちゃんと登録しないと反映してくれないよ。
やり方は簡単だから興味がある人は是非やってみてね。

現在の検索エンジンでは構造化データマークアップは評価対象外だよ

ここまでやり方まで紹介した構造化データマークアップなんだけど、実はこれGoogle検索エンジンの評価としては対象外なんだよね。
いくらこれを詳細に登録してもSEOとしては悲しいことに効果がないんだよね(;・∀・)

ただ、現在対象外なだけであって、近い将来こういった部分も評価の対象になってくるんじゃないかって言われているよ。
送っているのはサイトに関する詳細なデータなわけだから、ユーザーからしてみれば有益な情報だと捉えられるわけだしね。

評価の対象にならない原因は検索エンジンの検索結果に構造化データマークアップのデータを上手く反映させれてないからってのがあると思うんだ。
僕の予想でしかないけど、構造化データマークアップで送った詳細なデータも全て検索結果に反映され表示されるようになれば、評価基準の1つになる可能性は高いと思うんだよね。

SEOとして将来評価に反映されるようになったときも考えて、今のうちにやっておいてもいいんじゃないかと思ってる。
あと、構造化データマークアップはSEOというよりマーケティングとしてのほうが効果があるものだと思うんだよね。

今現在SEOとしての効果が無くても、将来的には出る可能性は高いわね。

たしかに、検索結果により細かいデータが出るようになれば、ユーザーからすれば使いやすいな。

サイトだけでなく、検索結果でも利便性の向上が求められてもおかしくはないはずよ。

タイトルの付け方だけで順位が変わるぐらいだし、検索結果上での使い勝手向上が評価につながってもおかしくない話ではあるな。

構造化データマークアップは現在の検索エンジンでは評価対象外のため、SEOとしてのは効果は無いとされてるよ。
タイトルの付け方で順位が変わるぐらいなんだから、そのうち検索結果上での情報量や使い勝手で評価が変動するようになってもおかしくないね。
構造化データマークアップはSEOとしてより、マーケティング的な方が効果があると考えられるよ。

構造化データマークアップを行うことでリッチスニペットが表示される可能性がある

構造化データマークアップがマーケティングとして効果がある理由として、リッチスニペットを表示してくれる可能性があるからなんだ。
まず、通常検索を行うと検索結果には「タイトル・パンくず・概要(ディスクリプション)」が表示されていると思う。

このうち「パンくず・概要(ディスクリプション)」の部分にはスニペットという名称がついているよ。
この下に更にお店や会社の住所、商品・サービスの評価なんかが表示されるのがリッチスニペットだよ。

リッチスニペット:評価・レビュー表示

こんな感じで商品の評価・レビューが表示されたり、

リッチスニペット:料理画像表示

こんな感じでレシピの料理画像が表示されるのもリッチスニペットによるもので、サイト内で構造化データマークアップがされているからだよ。
この表示は構造化データマークアップすれば必ず表示されるわけじゃないよ。

リッチスニペットのガイドラインに違反していなくて、キーワードとの関連性が高ければ表示される可能性が高いよ。
関連しているキーワード全てで出るわけじゃないってところも要注意だよ。

あ~、評価や画像が出てたのってサイト内で構造化データマークアップをやっていたからなのか。

大手企業サイトの企業努力的なものね。

こうゆう細かいところまで手が回るからこそ大手が強いのかもね~

逆にこうゆうところまでできるから大手になれるのかもしれないな。

構造化データマークアップを行うことで通常のスニペットよりもより多くの情報が表示されるリッチスニペットが表示される可能性が高まるよ。
クックパッドやAmazon・楽天なんかはこうゆうところがしっかりやってあって、レビューや商品画像が表示されやすいよ。
大手に負けないよう、個人でこういった細かいところまでカバーしていきたいところだね。

あなたのサイトをより詳しく知ってもらうことでアクセスUPに繋がるかも?

少し考えればわかることだけど、大手サイトがこういった点までやるのは、サイトアクセス・商品購入に繋がりやすいからだよね。
検索結果に他のサイトよりも詳しい情報が表示されていればそれだけで、他のページよりも目を引くよね。

気になって調べた商品の画像や評価が検索結果に表示されているところを見たら、「このサイトにより詳しく載っているかも知れない」って心理が働くよね。
特に画像なんかあると、「このサイトには自分が欲しかった情報か、少なくともそれに関する情報がある」って思ってもらえて、よりアクセスUPに繋がるね。

例えSEO効果がなくてもマーケティング対策として、構造化データマークアップは使えるんじゃないかと思う。
それに、いずれSEOとしての効果が出てくる未来がくる可能性は高いと僕は思っているよ。

たしかに、レシピとか調べて、目的の料理の画像あったら、知りたかった情報がそこにありそうって思っちゃうな~。

例え知りたかった情報がなくても、少なくとも関連した情報は得られる可能性が高いわよね。

評価とかが検索結果で見えるのも、余計に興味ひかれる要因の1つになるな。

探してた商品の評価が☆4とかあったら、そんなにいいものなのかと思ってクリックしてしまう心理的なものね。

検索結果で他のサイトよりも多く情報量が表示できるだけで、他のサイトよりも目立たせることができるよ。
これだけで興味がひかれてサイトへのアクセスUPにも繋がるよ。
少しでもサイトへのアクセスUP・商品購入に繋げたいのならやっておいて損はないよ。

まとめ

今回話した構造化データマークアップ・リッチスニペットに関するまとめ~

  • 構造化データマークアップはGoogle検索エンジンにより詳しくサイトの構造を伝えているよ。
  • お店の営業時間や営業日・電話番号を数字の並びではなく、きちんとしたデータとして認識してもらえるよ。
  • 構造化データマークアップはSearchConsoleのデータハイライターで視覚的に行うことができるよ。
  • 以前はScheme.orgのような専用のソースコードが必要だったよ。
  • 現在のGoogle検索エンジンでは構造化データマークアップは評価の対象外だよ。
  • 検索結果に詳細なデータが表示されやすくなったら、評価対象になる可能性は高いと思うよ。
  • 構造化データマークアップを行うことで検索結果にリッチスニペットが表示される可能性があるよ。
  • リッチスニペットは検索結果にレビューや商品画像等を掲載してくれるよ。
  • 他のサイトよりも多くの情報を表示してくれる分、目立ちやすくなってアクセスに繋がりやすくなるよ。
  • 少しでもアクセス数を上げて商品を売りたいのなら構造化データマークアップをやっておこう

SEOというよりはマーケティング的な内容だったけど、やっておくに越したことはないかな。
リッチスニペットが出ればよりアクセスしてもらえるようになるし、そのうちSEOの評価に含まれてくる可能性もあるわけだからね。

個人的には基本的なSEO対策等を行った上で更にやることかなと思っているよ。