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SEO会社との契約を簡単に結んでしまった企業の末路

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企業の末路アイキャッチ

最近Lancersのアカウントを復活させたものの、好きなジャンルでのライティングの仕事が単価が低すぎて、依頼内容を読む度に唸っている苦労詐欺だ。
ジャンルによって単価の差がすごすぎてもうなんとも言えないね。

さて、僕は現役でSEOを本業として働いているわけなんだけど、実際のところSEO以外の仕事もやってるんだよね。
SEO以外の仕事で、ずっと前から気になっていたのが契約期間満了や解約になった案件を処理する仕事。

特に僕が気になるのは、この仕事をしていると目につくとあるものなんだ。
今回はそれについて話をしていこうかと。

 

契約期間満了や解約になった案件の処理の流れ

案件の処理

流石に身バレはしたくないから、ある程度のフェイクを入れていくけど、そこはご了承願いたいよ。
大まかにだけど、僕の会社での契約期間満了や解約になった案件の処理の流れを説明するよ。

大体こんな感じで処理していて、バックアップは社内で共有しているハードディスクの中に保存しているよ。
ちなみにGRCのデータは一切残さず削除していて、社内では「残しておいても邪魔でしょ」って考えになっているよ。

さて、この処理を行う時に実は嫌でもとあることが目につくんだよね。
僕はそれを目にする度にとあることを思ってしまうんだが、次項でそれについては話していくよ。

あんまりSEOの仕事っぽくねぇな

そうね、SEO対策が必要無くなった案件の後処理みたいなものね。

契約期間満了はまだいいけど、解約ってあまりいい感じしねぇな

今回はその解約に関する話をするみたいよ。

SEOの仕事っぽくはないけど、契約期間が終わった案件や解約になった案件の後処理を仕事として行っているよ。
内容は結構単純で、バックアップを共有用のハードに保存して、GRCのデータは消しているよ。
特に今回は解約になった案件に関する話をしていくよ。

嫌でも目につく解約理由

嫌でも目につく

この契約期間満了・解約になった案件の後処理を行っている時、必ず目につくのが「解約理由」だよ。
うちの会社では、案件のデータをまとめて共有しているシステムがあるんだけど、そのデータの中に解約になった理由みたいなものが書いてあったりするんだよね。

この共有しているデータ以外にも、解約になった案件によっては、解約理由やその他の詳細なデータが記載されたメールが送られてくるんだよね。
これを読んでいると何とも言えない気持ちにさせられてしまうことがあるよ。

よくある解約理由は「サーバーの代金3ヶ月滞納」での解約だけど、サーバー代ってそこまで高く無いはずなのだが、それすら払えず滞納してる状態の時点でお察し的な感じだね。
他にも「商売をたたむことになった」とか「破産により解約」ってのもある。

そこまで僕も詳しいわけではないのだが、破産や滞納の人が解約後もリース代金を支払っているかどうかは不明、「商売をたたむ~」って理由だと多分支払っていると思う。
リース契約だから、余程のことでない限りは満額まで支払い義務はどうやったって残っちゃうんだよね。

リース契約って大分恐ろしい契約なんだな。

ええ、しかも、余程の理由がない限りは支払いが残るどころか解約そのものができないことも多いわ。

解約そのものが難しいし、解約できても支払い義務が残るとは酷だな。

リース契約自体はちゃんと使えば良い契約方法なんだけど、SEO会社の殆どはこれを悪用しているわ。

僕の会社では共有しているデータやメールなんかで、解約に関する理由を詳細に見れるようになっているよ。
サーバー代が払えないや破産したり、商売を辞めざる負えなくなったというような大体がお金に関する問題で解約になっているよ。
現代のSEO会社はリース契約を悪用して契約していることが多いよ。

営業に騙されてないか?

営業に騙されてる

ここ最近うちの会社では、契約本数が芳しくないって話を耳にした。
営業部は売上・契約本数を上げるために四苦八苦しているみたいなんだよね。

会社全体の売上や収益が落ちてきているわけじゃないけど、伸びてもおらず、現状維持状態らしい。
そうなってきている理由に関しては、直接関わってない僕でもある程度の予測がついたよ。

よくある話だけど、お客様側が年々賢くなっていってるってだけの話なんだよね。
SEO会社側がリース契約を利用して契約を取ろうとしているのに対して、お客様側もネットを使い営業をかけてきている会社について情報を集めるようになってきている。

こうやってお客様側が賢くなってきているから契約本数も売上も現状維持状態なんだけど、ただ、それでも、うちのようなSEO会社と新規で契約しているお客様がいることも事実なんだよね。
営業は夢を売る仕事って言われているわけだけど、契約をとるために手段を選ばない人も少なくはないよね。

前にも記事として書いたことが有るんだけど、営業マンはやっぱり相手にとって都合のいいことを言ってくる。
ただでさえ経営が厳しい状況でSEOの契約なんて断りたいのに、「うちでSEOすれば契約金どころか、プラスになってお金が戻ってくるよ」的な話を出したりとかね。

ものすごくオーソドックスで、単純な詐欺の手口だけど、言葉巧みに誘導して契約に持っていく営業マンもやっぱり存在している。
でも、こうゆう営業マンに限って知識が足らず、クソみたいな信じられないようなキーワードで契約をとってきたりするんだよね。

何ていうか、SEO会社の闇的なものを感じるんだが…

正直な話、リース契約という契約形態を選んでいること自体を見直したほうがいいと思うわね。

やっていることが詐欺まがいだよな~、人間不信になりそう。

営業マンには今回の話で取り上げているような人達ばかりじゃないし、中にはちゃんと知識を持って説明してる人もいるわよ。一割ぐらい。

少なすぎだろ…

会社全体の成績は現状維持状態で、伸びない理由は「リース契約」っていう契約形態だから、そこから見直してほしいと思っているよ。
お客様が年々賢くなっていって、SEO会社のリース契約がいかに危ないかが知れ渡っているから、もうこの契約形態じゃあ通じないと思うんだよね。
営業マン全員がそうだとは言わないけど、中には詐欺まがいの手口で契約を結んで、最終的に支払いができず追い込まれているような人もいることは否めないね。

SEOは効果が出るまでに時間がかかるし、効果が出ないこともある

SEO効果までの時間

実は社内で共有している顧客のデータに記載されているのは、「解約理由」だけじゃないんだ。
契約中のお客様と、お客様対応部署とのやり取りなんかも掲載されているんだ。

ちなみにこのやり取りの中には、解約防止として、SEO担当に対策依頼を出していることとかも載っていたりする。
最近は少なくなったけど、ちょっと前までは「解約防ぐために対策案お願いします」みたいなメールがきてたんだよね。

解約防ぐための対策案?安直すぎない?

例え対策を行ったとしても、効果が出るまでには数ヶ月かかったりもするし、効果が出ないこともあるのに、対策案でどうにかしようはその場凌ぎすぎるんだよね。
何回こういったメールを見ては呆れたことか。

共有データのやり取りを見ていると、

払える金が無い。どうにかしてくれ。

って、わらにでもすがる思いで相談してくる人も多い。
しかも、こうゆう人に限って、

契約時と話が違う!解約させろ!

と、お怒りクレームを出し始めてくる。
でも、よく考えてほしい、営業の口車に乗せられたとは言え、内容に納得して契約書にサインしてしまったのはあなただよ。

詐欺まがいの手口で契約にまで持っていく営業マンが8割ぐらい悪いけど、流されるまま契約書にサインして印鑑を押してしまったほうにもやはり責任はあるよ。
それを棚に上げて、こちらにクレームを言ってくるのはお門違いなんじゃないかな。

周りがコツコツ自分達で更新を行ってきているのに、うちの会社に管理放り投げて放置してしまった結果はちゃんと受け止めるべきだよ。
まぁ、気軽に解約できない契約形態選んでるうちの会社もクソみたいなもんだけど。

なんでわざわざ作ったブログやサイトを放置するんだろうな。

制作・開設するところまではモチベーションがあるけど、サイト公開後の更新するモチベーションはないんだと思うわ。

契約時に営業マンがそこまでの話をしているはず…「うちで順位あげます」とかほざいてる営業マン多そう。

それも要因になっている可能性大きいわね。

追い詰められてわらにもすがる思いで、SEO会社に対策を依頼してくるけど、効果が出るのは数週間後・数ヶ月後だし、出ない可能性もあるよ。
最終的に「契約時と話が違う!解約させろ!」とか言ってくるけど、最初に納得して契約書にサインしてしまったのはあなただよ。
結局のところいくらSEO会社にクレームを入れた所で時間はかかるし、自身でサイトの更新も行わず放置していたあなたにも責任はあるのだよ。

まとめ

さて、今回の契約期間満了・解約案件に関する話をまとめていくよ。

  • 僕はSEO以外にも仕事として契約期間満了・解約になった案件の処理を行っているよ
  • 処理の流れとしては、案件サイトのバックアップ&GRCのデータ削除といったところだよ
  • 解約の案件処理時に特に目にするのが「解約になった理由」だよ
  • サーバー代金未納や破産といった金銭的な理由での解約をよく目にするよ
  • 支払いができなくなって解約になった人がその後支払いしているかはわからないけど、解約になってもリース契約だと支払い義務が残るよ
  • うちの会社では契約本数や売上が現状維持状態になってきて芳しくないとかって話を耳にしたよ
  • それもそのはずで、ネットの普及でお客様側もしっかりと情報を取り入れて、賢くなっていってるから契約がとれなくても当たり前なんだよね
  • そんな状況でも、うちの会社と新規契約を結んでいるような会社が存在していってるんだよね
  • 「うちで対策すれば上位表示できる」等、言葉巧みにお客様に契約を結ばせる営業マンが存在しているよ
  • こういった営業マンは営業のノウハウだけあって、SEOの知識はないから、とんでもキーワードで契約をとってきたりするよ
  • 社内の共有データの中には解約理由だけじゃなく、そこに至るまでのクレーマーとお客様部署のやり取りなんかも掲載されているよ
  • やり取りを見ていると、藁にもすがる思いでうちに相談に来て、思うようにいかず最終的にクレーマーになっているパターンが多いよ
  • 確かに、詐欺まがいの手口で契約させた営業マンも8割ぐらい悪いけど、契約書にサインして印鑑を押してしまったクレーマーにも責任はあるよ
  • それを棚に上げて、こちらにクレームを入れてくるのはお門違いだと思うよ
  • 周りが努力して上位目指している中、更新もしないでうちの会社に管理を投げて放置した事実は受け止めるべきだよ
  • まぁ、解約できないような契約形態とってるうちの会社もクソだけどね

今回はSEO会社と契約してしまった企業の末路のについて話をしたよ。
こんなのお金を溝に捨ててるようなものだから、事前にSEO関連の知識を身に着けたりして防御できるようにしておこう。