沈黙のWEBマーケティングを現役SEO担当が読み解いてみた 前編
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今夜も俺のインデックスが加速す…インデックスが加速ってなんだ?って思った苦労詐欺だ。
今回はブロガーさんの方でも多くの人が読んでいる沈黙のWEBシリーズについて書いてみようかと。
WEBサイトやブログを作ったばかりの初心者がSEOを勉強するための入門書にするといいんじゃないかと言われているね。
ちなみに沈黙のWEBシリーズは「沈黙のWEBマーケティング」と「沈黙のWEBライティング」の二冊が販売されているよ。
この本、一冊2000円程するんだけど、実は公式でネット上に公開されているよ。
興味がある人は↓のリンクから読んでみてね。
ストーリー概要
沈黙のWEBシリーズは物語仕立てでWEBマーケティングに関して学べる本になっているよ。
WEBマーケティングって書いてあるけど、SEO関連の内容が結構あったかな。
ストーリーとしては↓のような感じだよ。
お店の売上も激減し、倒産寸前まで追いつめられたところにWEBマーケッターであるボーン・片桐が登場!
謎のWEBマーケッターボーン・片桐とは一体何者なのか?
果たして彼は倒産寸前の家具店「マツオカ」を救うことはできるのか?
ストーリーの内容はかなり王道で、演出もかなり大袈裟に感じたかな。
でも、逆にこれぐらい大袈裟のほうが分かりやすいし面白くていいかも。
一応重要なところには注釈が入って、ガッツリ解説も入ってたよ。
盗まれないように片桐のパソコンが40kgの金でできているとかすごい設定入ってるけどね。
1話目は有料被リンクについて
PAGE01 夜明けのSEOペナルティ解除
引用元:夜明けのSEOペナルティ解除 | 沈黙のWebマーケティング
1話目のサブタイトルには「SEOペナルティ解除」って入ってるけど、話の内容的には有料被リンクに関することだったよ。
SEO対策を依頼したガイル社が勝手に有料被リンクを貼ったせいでペナルティ食らって圏外になっちゃったよってのが大まかな内容かな。
お金で買い取った被リンクはGooglenのポリシーに違反しているから、主導でペナルティが入ってしまうわけだね。
これをボーン・片桐がSearchConsoleを使ってリンクを特定し、リンクの否認を行って終了。
リンクの否認方法に関してはリンク先を見てねって感じになってた。
ちなみに、ボーン・片桐も言ってたけど、被リンクでペナルティをもらっている場合は、リンクの否認と共に被リンク自体を削除してもらわないといけないよ。
ペナルティになってるわけじゃないなら、リンクの否認だけでいいのか?
リンクの否認だけで構わないけど、できるなら大元の削除もしてもらったほうがいいわね。
良く分からないサイトからの流入をもらっても、離脱率の増加に繋がったりするだけだしね。
極力削除もしてもらえるようにやらないといけないってことだな。
有料被リンクはGoogleのポリシーに違反する行為で、手動ペナルティをつけられて圏外にされちゃうから注意が必要だよ。
リンクの否認と被リンクの削除を行ってGoogleに申請すればペナルティを解除してもらえるよ。
2話目はWEBデザインの本質について
PAGE02 偽りと本質のWebデザイン
引用元:偽りと本質のWebデザイン | 沈黙のWebマーケティング
2話目はWEBデザインに関するお話。
ペナルティが解除されたオーダー家具のマツオカのサイトに対して、ボーン・片桐が「このままじゃサイトの順位は上がらない」と言い出す。
原因はWEBデザインで、マツオカ専属のWEBデザイナー高橋に対して「WEBデザイナーなんて辞めてしまえ」とボコボコに言っちゃうw
マツオカのサイトはモダンなデザインなんだけど、サイトのほとんどが画像で構成されていて、文章は会社概要のところに申し訳程度にしか載ってないような状態で、ボコボコに言われてもしょうがないんだよね。
確かにデザイン性って重要だし、オシャレでスタイリッシュなサイトにしたいなら画像を上手く使って作るのもありだと思う。
ただ、画像だけになっちゃうと訪れたユーザーも検索エンジンにも何も伝わらないよね。
物語の中にも描かれていたけど、実際に商品を購入するお客様の立場になってサイトを選んで商品を購入するって大事だよね。
そういった点でやっぱりちゃんと商品を購入等して手元で体験した感想なんかを書いてくれるレビュー記事って信憑性高いなって思った。
紹介されていた「これはウェブページです」の文章も、何の飾りも無い率直な文章だけど、ものすごい心に刺さった。
この話の結論と同じく、まずは素直な気持ちを言葉にして書くことが大事なんだと僕も思うよ。
話の中に出てきたWayback Machineってサイトは魚拓サイトって言って、似たようなサイトがいくつか存在しているわ。
自動でサイトをアーカイブしてもらえるってすごいな~、でも、どんなときに使うんだこれ?
話のようにリニューアル前のサイトがどんなものだったか調べるのにも使えるし、オールドドメインを取得した時に、どんなサイトのものだったのかを調べるのにも使えるわね。
なるほど、オールドドメインにも使えるの便利だな。
ただ闇雲に文章を追加するのではなく、ユーザー視点になって実際に商品を購入するつもりでサイトを選び体験することが重要だよ。
まずは何の飾りも無い素直な気持ちを言葉で書いていくことが重要だと思うよ。
3話目はWEBライティングについて
PAGE03 Webライティングは二度輝く
引用元:Webライティングは二度輝く | 沈黙のWebマーケティング
前回の話の流れで、ボーン・片桐がマツオカのサイトのWEBライティングを行うことに。
ちなみに完成した文章がサイトに載っていて、僕も読んでみたよ。
ざっと読んだ感じだと、
よくある企業のライティングページに近い感じだな~
って感想だったけど、不思議と他の企業のような胡散臭い感じが無かったよ。
話の中ではこれにお客様の声や商品の作成中の画像なんかを加えればよりリアリティが出るって言ってたけど、思わず「なるどな~」と納得してしまったよw
僕はWEBマーケティング関係に対して疎いほうで、セールスレターなんて言葉があるぐらいにしか知らなかったんだけど、これを読んでセールスレターがなんたるかがよくわかったよ。
掲載されていた文章をうまく切り分けて見出しつけて、装飾して、実際の写真と具体的なお客様の声を足せば、本当に商品が売れるんじゃないかと思ったよ。
3話目の内容のようなWebライティングをやるためには、実際にお客様側に立つことと、従業員側にもなってそこでしか拾えない情報ってのが必要だと思ったよ。
これは、僕が過去記事で書いた、「SEOは外注するよりも、社内で担当者を立てたほうがいい」にも直結することだよ。
ちなみに話の中にセールスレターを書く上で大事な7つのことってまとめられているんだけど、これもしっかり頭に入れておくといいかも。
これって、ボーン・片桐が考えた文章を使ってライティングページ作るって流れもありか?
もちろん、ライティングページ作ってサイト内に設置するのもありだわね。
ただ、個人的にはサイトの入り口になるトップにうまく掲載してあげるほうがいいと思うわよ。
ライティングページのほうが入り口増えてより売れると思うんだがな~
それは、そもそも元のサイトのトップから商品が売れてること前提になっているから、売れていないサイトならやっぱりトップに反映させるほうがいいわね。
これは僕が過去記事で書いた「SEOは外注するよりも、社内で担当者を立てたほうがいい」ってことに直結するよ。
話の中に出てきた「セールスレターを書く上で大事な7つのこと」はしっかり頭に入れておいたほうがいいよ。
前編まとめ
いつもは箇条書きでまとめているんだけど、今回は読んだ感想・思ったことをまとめてみようかと。
今回、実は前後編でやるつもりだったんだけど、1話1話のボリュームがすごかったから前中後編の3つに分けることにしたよ。
沈黙のWEBマーケティングはキャラの設定だとかがとにかくぶっ飛んでて面白い。
主人公のノートパソコンが重さ40kgの金属でできているとか、タイピングするだけで熱風が発生するとか、通常のパソコンでエンター押しただけで指が折れるとか。
ただ内容に関しては、読んでもらえばわかるけど、前編にした1~3話の話だけでもかなり役立つ事が多いかと。
サイトのペナルティ解除やWEBデザイン・WEBライティングに関してしっかりと要点を抑えられているなと思ったよ。
他のサイトでも書かれているけど、最近ブログやサイトを開設したっていう人には入門書になるような作品だと思う。
ただ、初心者だけじゃなくて、中堅・ベテランの方々も、改めてWEB・SEOについて見直すために読んでみるといいと思うよ。
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