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Googleのアップデートについて、それぞれの違いを頭に入れよう

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アップデートアイキャッチ

 

SEOにとって重要な「根気」をあまり持ち合わせていない苦労詐欺だ。
記事を更新するたびに「早く順位でないかな?」ってソワソワしちゃうw

大体記事を更新してから様子見期間としては2~3ヶ月ぐらいを想定しておくといいよ。
それぐらいで順位が出てくることが多いし、逆に3ヶ月待っても順位が出ないようなら見直したほうが良い。

更新して3ヶ月間で順位が出たものの、ある日急に順位が落ちたりすることもあるよ。

それは、1つの原因としてGoogle検索エンジンの中にアルゴリズムを更新するためのいくつかのアップデートが存在しているから。
このアップデートで色々とアルゴリズムを強化しているんだけど、今回はその内容について書いてくよ。

 

自動ペナルティについて

順位が落ちた時にSearchConsoleなんかを使って原因を調べようとするよね。
この時「手動による対策」内で何かしら表示されている場合は手動ペナルティを貰っていることになる。

この場合は指示されている部分を修正して、Google側に申請を送る作業を繰り返せば基本的には修正されるはず。
それとは別に検索エンジンから自動ペナルティを貰って下げられていることがあるんだ。

この自動ペナルティはハッキリとペナルティを貰っているかどうかは確かめる手段は無いに等しい(もしかしたらどっかにあるかもしれない)。
その代わりGoogle検索エンジンのアルゴリズムのアップデートを確認して、それを元に修正することで自動ペナルティも回避することができるよ。

ちなみに、検索エンジン側がアルゴリズムのアップデートに基づいて自動でペナルティを付与させるから自動ペナルティと呼ばれているよ。 アルゴリズムやアップデートの種類・内容について説明してくよ。

俺のサイトの順位が出ないのはきっと何かしらの自動ペナルティにひかかってるんだ!

根拠は?

根拠は…カラスの勘!

まったくあてにならないわね。

ペナルティはSearchConsoleで確認できる手動ペナルティとは別に自動ペナルティが存在している。
自動ペナルティの確認手段は現状(たぶん)皆無である。
検索エンジンアルゴリズムのアップデート内容を確認することである程度は予測できるよ。

アルゴリズムとアップデートの種類・内容

アップデートとは?

Google検索エンジンにはサイトを評価するためのアルゴリズム(プログラム的なもの)が存在してるよ。
このアルゴリズムの評価では、検索エンジンを使うユーザー側が求めている内容が掲載されていることやサイトの利便性が高いものが評価されやすくなっている。

Googleからはアルゴリズムに関する情報は公にはされていないから、ほぼ推測的なものになっちゃうけど、上位表示されているサイトのほとんどがこれに当てはまるから信憑性は高いはず。
Google側ではより一層検索エンジンを使用するユーザーの思考に近づけるためにGoogle検索エンジンのアルゴリズムに独自のアップデートを行っている。

このアップデート内容に関しては、Google側からの発表がされているんだ。
だから、その内容を把握すればある程度検索エンジンのアルゴリズムを把握することができるよ。

アップデートは多数存在するんだけど、特に大きく影響するのが以下の2つのアップデートになるよ。

それぞれ内容が異なるアップデートだから、それぞれ内容を見ていくよ。

ペンギンやパンダっていう動物の名前がついているのは、多くの人に浸透させやすくるするためよ。

アップデートの内容を公開するぐらいなら、アルゴリズムそのものを公開しちゃってもいいんじゃね?

そんなことしたら、Googleそのものがハッキングされたり、検索エンジンそのものを複製される可能性があるわよ。

流石にそんなことはできねぇか…アップデートの内容を公開しているだけでも有り難いって思うしかねぇな。

検索エンジンにはアルゴリズムが入っており、そのアルゴリズムはサイトを評価する基準になっている
アルゴリズムはユーザーの思考に近づけるため定期的にアップデートがされている。
アルゴリズムの内容は非公開だが、アップデートの内容は公開されている。

パンダアップデートとは?

パンダアップデートとは?

パンダアップデートは大体以下のような部分が評価対象になっているよ。

プログラム等で自動で作られたコンテンツ

最近ではあまり見かけなくなったけど、昔は特定のキーワードを出現させるためだけにプログラムを使って自動でコンテンツを作るようなのが存在してた。
キーワードを出すためだけに生成されるテキストだから内容がチグハグで意味がわからないし、ユーザーにとって有益じゃない情報だと認識されるよ。

中身の薄いページ

限定されたキーワード・フレーズのための品質の低いページ=中身の薄いページが多いとパンダアップデートにひっかかるよ。
検索エンジンからしてみれば品質の低いページでむやみにページ数を水増ししようとしている感じにしか捉えられないからね。

外部サイトのコピーコンテンツ

パッと見わからないんだけど、実は一番多いのが外部サイトのコピーコンテンツなんだよね。
僕のお客さんのサイトでも、明らかに順位が出やすいサイトなのに順位が出てないような状況だったりすると、コピーコンテンツになっていることが多い。
コピーコンテンツの調べ方&リライト方法については後日記事にするよ。

オリジナル性の無いアフェリエイトサイト

オリジナル性が無いアフィリエイトサイトってのは、商品タイトル・商品説明がアフィリエイト元のコピーになっているやつね。
ブロガーさんだとこうゆうのはほぼ無いけど、アフェリやドロップシッピング目的のサイトだとタイトル・説明が大元のコピーなんて当たり前だったりする。
タイトルも説明もちゃんと自分の言葉で書いて、ついでに体験談や感想・レビューを付けてオリジナル性を高めるぐらいはやろう。

中身が無いようなやつとかコピーになってるのがパンダってのにひっかかるのか?

それも対象になっているし、サイト内で一度も更新が無いようなサイトもパンダにひっかかりやすいわよ。

質の良いコンテンツをある程度サイト内に作っていたとしても?

ユーザーからしてみれば、更新がないと「営業してるの?」ってなるから、長めに間が相手も何かしらの更新や修正をしておくべきよ。

しっかり中身があって定期的な更新を心がけろっつぅことか。

中身が薄い・コピーになっているようなコンテンツはパンダの対象になるよ。
更新がなさすぎるサイトも、ユーザーに情報を提供できていないってことで、対象になることがあるよ。
定期的に質の良いコンテンツをユーザーに提供できるようにしよう。

ペンギアップデートとは?

ペンギンアップデートとは?

ペンギンアップデートに関する内容

質の悪いポータルサイトへ登録している

質の悪いディレクトリ型ポータルサイトサイトやブックマークサイトに登録して被リンクを付けてると、自作自演の被リンク扱いになって評価を落とすよ。
どういったポータルサイトがいいのか見極めるのが大変だと思うから、効果が見込めるサイト5つのリンクを貼っとくよ。

自動のプログラムで作られたサイトからのリンク

今はあるかわからないけど、アメブロ・FC2ブログなんかを使って自動で適当なブログを生成するツールがあったよ。
これを使って適当な記事を何千ページも作ってそこからリンクを貼って、被リンクを得て評価を上げてたみたいだけど、現在はこれをやるとひっかかるよ。

通常で表示されているページと違うページをクローラーに表示させるまたはユーザーをリダイレクトさせる

検索エンジン内に登録されているページを見て回って評価するGoogleのロボットをクローラーって言うんだけど、実際に表示されるページと違うページをクローラーだけに読み込ませて評価をもらうなんて手法もあった。
逆にサイトに来たユーザーを別ページにリダイレクトさせるってのもあったけど、今はどちらを行っても自動ペナルティ対象だね。

サイト内に大量のテキストリンクを作り、白背景に白文字や文字サイズ0でユーザーには分からないようにクローラーにだけ読み込ませる

たまにブログでネタバレ防止にあぶり出し(テキストがあると思われる場所を範囲指定すると文章が浮かび上がること)を使ってるところがあるけど、隠しテキスト扱いになるので注意だよ。
悪質なのだと、サイトのサイド部分の開いてるスペースにキーワードをビッシリ詰めて背景と同化させるってのをしてたけど、現在はペンギンの評価対象になってるよ。

電話番号や市町村名等コンテンツとは関連性の無いキーワードの羅列

鍵開け関係のサイトや出張サービス系のサイトで見られるのが電話番号・市町村名の羅列。
これは気がついていない人が多いけど、並べすぎるとペンギンのペナルティ対象だから、主要な部分だけ掲載したら「等」で省略するか、残りを画像に変更するとかで対策できるよ。

検索結果で表示されるサイトの説明文にサイト内容とは関係ない虚偽の情報を表示させる

検索エンジンで検索した際、サイトタイトルと共に説明文が表示されるんだけど(スニペットと呼ばれてるよ)、この説明文がサイト内容と全然関係ないのが表示されているのも自動ペナルティの対象。
サイトへの集客のためにやっているんだろうけど、最早詐欺行為だよね。

今のサイトでこんな行為やっている人見たことねぇんだけど?

ペンギンアップデートがだいぶ浸透して、みんなこういった行為をやらなくなったのよ。

それにこういった行為は悪質だし、これを上位に表示させるとGoogleの信頼性を問われることになりかねないわね。

確かに、サイド部分に隠しテキストでキーワードびっしりととか見つけたら引くな。

ペンギンアップデートはパンダよりもより悪質なものが対象になってるよ。
ペンギンアップデートがしっかり浸透したから、現在は(単語の羅列以外)こんな対策やっているところは殆ど存在しないよ。
Google検索エンジンのユーザー様に使ってもらうからには信用第一になるのは当たり前だね。

他にもベニスアップデートやピジョンアップデートなんてのがあるよ

ベニスアップデート・ピジョンアップデート

アップデートにはパンダやペンギンだけでなく、ベニスアップデート・ピジョンアップデートといったものがあるよ。
どっちも地域に関連するもので、アップデートって言うよりは検索エンジンの仕様みたいなものだよ。

まずピジョンアップデートっていうのは、検索エンジンで地名を含めた検索をした時に、地図情報や周辺情報も合わせて検索結果に表示させるものだよ。
ポケ○ンの中に出てくる鳥のモンスターとはまったく関係ないよ。

目線入りピジョン

Googleとかで「焼き鳥 名古屋」とかで検索すると検索上部に地図情報なんかが表示されているやつね。
これに対してベニスアップデートは地名を入れずに調べた時、検索したユーザーの位置情報(GPS)なんかを元に周辺のお店のサイトなんかを検索結果に表示させるものだよ。

例えば、東京なんかに出張で行って、検索窓で「焼き鳥」って入れて調べると、東京周辺の焼き鳥のお店が検索結果の上位に表示されたりするよ。
位置情報なんかを参考にしているから、パソコンよりスマホ端末での利用を想定したアップデートになってるよ。

店舗集客のサイトなんかがこのアップデートの影響を受けやすいけど、対策は難しくはないよ。
タイトルや見出しタグに自然な形で地名を入れたり、地域特有のコンテンツを入れるだけでそれなりに効果が出てくると思うよ。

こういったアップデートはパンダやペンギンみたいに定期的に更新されているようなものではないよ。
だけど、サイトによては影響を受ける可能性があるから、順位の変動が気になったときとかは調べてみるといいかも。

俺が運営しているゴミ飯のサイトさ、一応地域名も含めてあるんだけど、ライバルがめちゃめちゃ強えんだよ。

ほほう。クックパッドみたいなゴミ飯レシピのサイトでもいるのかしら?

地域内のゴミ処理場のサイト。

まず、勝負する土俵を間違えてるから一生勝てないわよ。

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ピジョンアップデートは検索時に地域名を入れることで地図情報・周辺情報を出してくれる。
ベニスアップデートは検索時に位置情報を読み取って検索結果に地図情報・周辺情報を出してくれる、スマホ向けアップデート。
パンダ・ペンギンのように敵的に更新されるものではないよ。

アップデートで順位が落ちてしまったら

でもそんなの関係ねぇ

よく僕はお客さんから、

順位が落ちたんですけど、原因と対策を出してください

といったメールが来ることがある。
ハッキリ言おう、どれだけSEOに詳しいひとでも、Google検索エンジンのアルゴリズム作ってる人でない限り順位が落ちた原因なんて無数にありすぎてわからないよ。

正直こんなメールが来る度に僕は、

落ちた原因なんてGoogleに問い合わせろ!仕事増やすな対策案は考えるわ。

ってストレスを貯めていますが、イライラしてもしょうがないので、適当な理由と対策案を作って送ってる。
順位が落ちた原因なんて調べても「これだ」って分かるわけじゃないけど、ある程度の検討をつけることはできるよ。

僕の持っている案件で順位が落ちている案件に見られる共通点があって、それが「サイト内の更新がされていない」ってこと。
新着情報とか見ると、1年ぐらい前にサイトが公開された時に入れられていたであろう「ホームページが公開されました」のみになっているとかざら。

施工実績のページなのに施工実績が1つも入っていないとか、ギャラリーのページだからってだけで画像しか入れられていないとかね。
ここら辺はたぶん、テキストが無いor少ないせいで内容の薄いコンテンツ・ページ扱いされてパンダから自動ペナルティをもらっている可能性が高いね。

でも、こうゆうのって普段から定期的にサイト内容追加・更新していればまずありえないんだよね。
外部からの変な被リンクや意図しない単語の羅列・隠しテキストになってしまった文章とかは気が付かないで自動ペナルティになっている可能性があるけど、しっかりサイト運営できているなら、気がつくのも早いよね?

早めに気がついて対処すれば、順位に影響も出にくいはず。
結局アップデートの影響で自動ペナルティを食らって順位を落とされるってことは、サイトの運営がしっかりできていない証拠なんだよね。

サイトの運営・更新がちゃんとできているなら「アップデートなんて関係ない」と胸を張って言えるんじゃないかな。

本気でサイトから収益や成約を増やしたいと思ってるなら、自然とサイトの更新が増えるはず。

世の中にはサイト作っておいて、中身すっからかんで放置されているサイトとかそこらじゅうにあるよな~。

金かけておいて放置しちゃうぐらいなら最初から作らなければいいと思うわよ。

ドメインとか欲しい人いるかもしれないしな。

定期的な更新・メンテナンスを行っているのならまずアップデートに引っかかることは少ない。
SEO担当に「○○アップデートについてどのようにお考えでしょうか?」なんて質問は最早愚の骨頂
サイト内の更新等やることもしないで「対策してください、どうにかしてください」はもっと愚の骨頂

まとめ

それじゃあ、本日のまとめ

  • アルゴリズムは検索エンジンがサイトの評価する際に用いられるプログラム
  • アルゴリズムのアップデートには様々なものが存在している
  • パンダアップデートは中身のないサイトが引っかかる
  • ペンギンアップデートは不正なリンクや対策が引っかかる
  • ベニスアップデート・ピジョンアップデートといった地域に関連したアップデートが存在している
  • ピジョンアップデートはポケ○ンではない
  • 順位が落ちた原因はGoogleに直接聞いてほしい
  • ちゃんとサイト運営・更新してるならアップデートには引っかかりにくい

検索エンジンのアップデートについて知っておくことは大事だけど、アップデートに合わせた対策なんてやるだけ無駄だよ。
変な被リンクやスパムがみられるとかじゃないのなら新着情報や記事の追加・更新をしたほうがよっぽど対策になっていいよ。

質の良いコンテンツをユーザーに提供することでアップデートによる自動ペナルティを回避するだけじゃなく、サイトの順位UPにも繋がるわけだからね。